ガーデン家具として重要なアイテムであるガーデンテーブル。しかし、雨ざらしで使用すると、素材やデザインによって耐久性に差が出てくることもあります。そこで、雨にさらされることが多い屋外でも安心して使用できるガーデンテーブルのお手入れ方法を紹介します。
ガーデンテーブルを雨ざらしにすると
ガーデンテーブルによっては、雨ざらしにしても大丈夫なものもありますが、長期間の使用や頻繁な雨の場合は劣化や変色の原因となることがあります。
特に木材製のテーブルは、湿度や雨水によって腐食することがあります。そのため、屋根のある場所に置いたり、カバーをかけたり、室内に保管することが望ましいです。
また、金属製のテーブルも長期間の使用や頻繁な雨によって錆びることがあります。そのため、塗装やコーティングが施されているか確認することが重要です。
ガーデンテーブルのメンテンナンス
■素材に応じたクリーニング
ガーデンテーブルの素材によって、メンテナンスの方法は異なります。
ガーデンテーブルを雨などで濡れたまま日陰に放置するとカビの原因となりますので水分を拭き取って保管してください。
ポリプロピレン・・・
湿らせた布での拭き取りをおすすめします。汚れが落ちにくい場合には、ぬるま湯と少量の中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭いてください。水拭き後はすぐに乾拭きしてください。
チーク材・・・
汚れが気になる場合は水分を含ませたブラシ等で汚れを取り除いてください。
ポリエチレン樹脂・・・
布での水拭きをおすすめします。汚れが気になる場合は薄めた中性洗剤をつけて拭き取ってください。
スチール・・・
日常的に乾拭きでのお手入れをおすすめします。汚れがある場合は薄めた中性洗剤でふき取り、必ず濡れたままにせず乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
■適切な保管方法
ガーデンテーブルを雨ざらしにしておくと、劣化を早める原因になります。
ガーデンテーブルを利用する時だけ、外に設置し、それ以外は室内に収納することが望ましいですが、常に屋外に置く場合は、防水加工のあるカバーで覆うなどの対策が必要です。
■定期的な塗装やオイル塗布
木製のガーデンテーブルの場合、定期的な塗装やオイル塗布が必要です。これによって、劣化や腐食を防ぎ、美しさを維持することができます。
木製テーブルは経年変化により表面の色が変色します。 屋内で使用するチーク材には専用オイルを使用することがありますが、ガーデン家具のように主に屋外で使用する場合はオイルでのお手入れがカビ・色むらの原因になる場合があります。専用のオイルを使い、使用方法をしっかり守ってお使いください。
■脚部や接合部分のチェック
定期的に脚部や接合部分をチェックし、緩んでいないかどうかを確認しましょう。緩んでいる場合は、適切に締め付けることで、安全に使用することができます。
以上の点に注意しながら、定期的なメンテナンスを行うことで、ガーデンテーブルの美しさと機能性を長期間保つことができます。
テーブルが風で飛ばされないようにするには
使用しない期間はガーデンテーブルが風で飛ばないよう注意することも必要です。具体的には下記のような方法があります。
■高さ重さのあるもの
壁際に固定させたり、テーブルセットの場合テーブルを逆さまにしてその上にイスを置き全体を纏めるなど大きなかたまりにして固定すると飛ばされにくいでしょう。
高さのあるパラソル等は横に倒してその上にベースを置き重心を低くすることをオススメします。
■固定出来るもの
ガーデンテーブルを地面に固定することで、風で飛ばされることを防ぐことができます。地面に取り付けるアンカーボルトなどを使用する方法があります。
■移動出来るもの
折りたたみが可能なガーデンテーブルやキャスター付きのガーデンテーブルは汚れを落として屋内に持ち込みましょう。
屋外を楽しむためにもガーデンテーブルのメンテナンスは重要です。きちんとしたお手入れや保管方法は屋外家具を長持ちさせます。
正しいメンテナンスと保管方法を理解して、屋外を快適に過ごしましょう。
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